脂肪肝とビール等に含まれるプリン体、痛風の関係

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脂肪肝とビール等に含まれるプリン体、痛風の関係

脂肪肝とプリン体は直接に関係は無さそう

暑い時期はビールや発泡酒が特に美味しく感じます。しかし、肥満や糖尿病、痛風を気にしながらもビールがやめられない人も多いでしょう。ビールに含まれるプリン体と脂肪肝の因果関係についての質問が来たので、いろいろと調べてみました。その結果としては・・・プリン体と脂肪肝は直接には関係なさそうですが、ビールは糖質とアルコールを多く含む為にアルコール飲料の中でも脂肪肝になりやすいお酒であると同時に、体内でのプリン体の産生が多い為、痛風のリスクも高めるお酒だと言えます。

ビールに含まれるプリン体は少ないが、プリン体を多く産生する

プリン体は穀類や野菜、豆類、肉類、魚類など、ほとんどの食品に含まれています。しかし、ビールに含まれるプリン体の量は少ないのです。例えば、白米には100グラム中に25.9ミリグラム、豚ロース肉は100グラム中に90.0ミリグラム、鶏レバーは100グラム中に312.2ミリグラム、カツオは100グラム中に211.4ミリグラムのプリン体が含まれます。
ところが、ビール350mlに含まれるプリン体は、たったの12~25ミリグラムに過ぎないのです。

では、なぜビールのプリン体がやり玉に挙げられるのでしょうか?プリン体は一般的に食物の中に含まれている量よりも、体内で産生される量が圧倒的に多いのです。ビールは分解されるときにプリン体をたくさん産生するからです。

アルコールの分解は肝臓で行われますが、お酒の種類によって分解に使われるエネルギー量が違います。ビールはアルコールの分解にたくさんのエネルギーを使います。分解に使われるエネルギーが多いという事は、それだけ肝臓を酷使して、副産物であるプリン体を多く発生させます。

ちなみにビールは、日本酒の5倍以上、ワインの10倍以上のプリン体を生成します。プリン体が多くなると尿酸値が上がり、さらに、アルコールの作用が尿酸値の上昇に拍車をかけることもわかっています。尿酸値が上昇すると通風になるため注意が必要です。

 

ビールは脂肪肝になりやすいお酒だった

また、ビールは糖質とアルコールを多く含むために脂肪肝の原因になりやすいお酒なのです。詳しくは「脂肪肝の改善と治し方・食事編」をご覧ください。
脂肪肝は代謝の衰えた高齢の人に発症しやすい疾病です。また、女性は男性に比べて脂肪を溜めやすいので注意が必要です。

このようにビールはお酒の中でも脂肪肝になりやすいお酒であり、同時にプリン体を体内で多く発生させて痛風の原因にもなるお酒です。脂肪肝もプリン体による痛風のどちらにも、酒類の中では特にビールとの関係が深いためにプリン体と脂肪肝の因果関係の質問が来たのだと思います。

昔から少量なら「百薬の長」と言われるお酒です。節度を守った楽しい飲酒と食生活を行いましょう。

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以上、 Dr.サプリメント タカからの報告です。

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