C型肝炎は飲み薬で治る時代が来た!?

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C型肝炎は飲み薬で治る時代が来た!?

遺伝子タイプ1型のC型肝炎特効薬「ハーボニー」

今までは肝臓の特効薬は存在しないと言われてきました。ところが、日本のC型肝炎患者全体の約70パーセントを占める遺伝子タイプ1型のC型慢性肝炎とC型代償性肝硬変のすべての患者さんのウイルスが陰性化し治癒につながった飲み薬があるのです!それが、C型肝炎の特効薬ハーボニー」で、2015年7月3日の厚労省薬事審議会で承認された新薬です。

ハーボニーは薬価の高いのも注目された

日本で最も多い肝臓病は、ウイルスによって引き起こされるウイルス性肝炎です。主な肝炎ウイルスには、A型、B型、C型、D型、E型の5種類があります。ただ、D型、E型は日本では稀で、問題なのは、ほとんどがA型、B型、C型の3種類です。

A型肝炎は急性肝炎を引き起こしますが、慢性化することはありません。B型やC型のウイルスに感染した人の中には慢性肝炎に移行する人があり、慢性肝炎から肝硬変、肝臓がんを発症する人もいます。

ハーボニーはC型肝炎患者全体の約70パーセントを占める遺伝子タイプ1型のC型肝炎患者さんに有効な薬で高い効果が期待され、注射薬であるインターフェロンが不要になるという画期的と言えるものです。ただし、ハーボニーの薬価は1錠が8万円以上もするもので、服用期間は12週間です。

ハーボニーは効果だけでなく、薬価の高さも注目されました。米国では1錠の薬価が1000ドルを超えています。そのため、ハーボニーは保険適用が制限されたり、保険対象から除外されたりするなど、新たな制約が課せられてきています。

こうした状況下では、C型肝炎の治療にハーボニーを使いたくても、薬価が高額すぎるという理由で治療の開始が遅れたり、治療を断念する人が大勢いるのではないでしょうか?事実、4人に1人の割合でハーボニーの使用を「いったん考えてみる」と断っていた事実があります。この割合は驚くほど高い割合だということです。

最初は使用を断った人も、医者の説得で最終的にはほとんどの人が使用に同意しました。しかし、そのために治療開始が遅れたことは否定できません。さらに、処方されて直ぐに同意した人は、肝硬変など症状が進行、悪化していた人や、メディケア/メディケイドのような公的保険制度に加入している人だったということです。

ハーボニーは薬代だけでも100万円近くなります

日本では、公的保険制度が完備している上に医療費の支払いが高額になった場合は還付を受けられる「高額療養費制度」があります。そうした制度の利用を啓発するといった対策はキチント進められているのでしょうか?

またハーボニーに限らず、非常に高額な薬の台頭で医療費が高騰、国の財政を圧迫して医療制度の崩壊につながるのではないかと懸念されています。

いづれにしても、遺伝子タイプ1型のC型肝炎患者さんには朗報です。普段から健康状態に留意して肝硬変や肝がんに移行する前に治療したいものです。

 

by Dr.サプリメント タカ

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