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男性のアルコール依存症

男性のアルコール依存症の現状

今日は、男性のアルコール依存症について書いてみます。厚生労働省が2002年度からの3年間行った調査によると、成人男性の約2パーセントにアルコール依存症があることが判明しました。世代別では70歳代が一番多く、約3パーセントの人がアルコール依存症にかかっているそうです。

アルコール依存症での初回入院までの期間は、男性が19.8年であるのに対して、女性は9.3年。男性がアルコール依存症になって入院するまでの期間は女性の約倍ありますが、80万人いると推定されている日本のアルコール依存症者のうち、実際にアルコール依存症として入院・通院している患者数は2万人程度ですから、全体のわずか0.025パーセント!ですから、ほとんどのアルコール依存症者は治療を受けずにいるというのが現状です。

アルコール依存症は長い期間にわたってお酒を大量に飲みつづけた結果、お酒なしではいられなくなってしまい、アルコールが原因で体を壊したり、仕事や日常生活ができなくなってしまうのが怖い点です。

では、どんな人がアルコール依存症になりやすいのでしょうか?

お酒の力を借りる人はアルコール依存症になりやすい

昔から「酒は百薬の長」ともいわれ、少量のお酒をたしなむ程度であれば、心身ともに調子を良くしてくれることが科学的に証明されています。しかし、お酒は度が過ぎると心身や生活を破壊するほどの影響力を持っています。

人生の良き友として、お酒を長く楽しむためには、自分の適量を知って、酒量やお酒を飲む時間をコントロールすることが大切です。(ちなみに男性の適量は日本酒なら1合、ビールなら500ccくらいと言われていますが、個人差がありますので留意してください。女性の場合は男性の半分から2/3程度です。)

男性の場合、プライベートはもちろん、仕事面でもお酒が関わるお付き合いは多いものです。互いに盃を交わすだけでも、人間関係がグッと近づき、腹を割って?話し合えるような雰囲気になるものです。また、多少の失敗も「お酒の席だから・・・」と大目に見てもらえる風潮もあります。
そんな酒席で危険なのは、「明るく見せるために酒を飲む」「酒がないと本音で話せない」というように、お酒の力を借りる人です。このタイプの人は、ストレスを感じるたびにお酒を飲む量が増え、本人も気づかないうちにアルコール依存症への道を歩んでしまうことがあります。

 

アルコー依存症のタイプ

1、精神依存:  一旦、お酒を飲み出すと適量で済ますことができずに、いつもの量まで飲んでしまう。具体的には、自分で飲酒量にブレーキがかからなくなった状態です。コントロール喪失飲酒とも言います。

2、身体依存: 脳がアルコールに侵された状態です。普通の人は、お酒を飲めば酔っぱらい、お酒がぬけてアルコールが体内に存在しなければ、通常の健康体です。しかし、 アルコール依存症者は、体内に一定のアルコールが存在している状態が通常で、身体からアルコールがぬけた状態が異常な状態となってしまっています。

アルコールがきれて生じる異常な状態として、頭痛、倦怠感、胃の痛み、吐き気、発汗、手のふるえ、いらいら、不眠などの禁断症状が出てきます。そこで、これらの症状を軽くするために、アルコール依存症者は軽くお酒を一杯飲むと、たちどころに上記のような症状は消えてしまいます。
朝、目が覚めたときなど、お酒がきれたときに、上記の離脱症状が表れ、またその症状を和らげるためにお酒を飲む人は、すでに身体依存になっていると言えます。

3、耐性の形成: 飲酒習慣が続けば、誰でもお酒には強くなります。肝臓でのアルコールを分解する酵素の活性が増加するとともに、脳でのアルコールの感受性が鈍くなります。耐性の形成での問題点は、脳の感受性の低下です。適量のお酒で、ほろ酔い加減になれていたものが、適量の2倍、3倍と飲む量が次第に増え、周囲からはお酒に強くなったと褒められます。

つまり、適量のアルコールでは酔うことができなくなって、酔うために飲むお酒の量が増えていきます。これが脳の感受性が低下して耐性が形成された状態です。ですから、お酒に強くなって喜んではいけないのです。
アルコールの耐性の形成ができたことは、一歩アルコール依存症に近づいた事を意味します。

上記、3つのお酒に対する身体の変化が、アルコール依存症者には表れます。これらの変化があれば、アルコール依存症と診断することができてしまうそうす。

 

身体依存になったら、断酒するしかない

二日酔いでたまに朝寝坊してしまうことがある状態ならまだ引き返せます。しかし、身体依存の段階まで進んだら、この体質は一生続きます。一度、お酒をやめたとしても何かの拍子に再開してしまえば、またお酒がないといられない生活が始まってしまうのです。したがって、身体依存ができた人がアルコール依存症を克服するには、「一生、何があっても酒は飲まない!」と誓い、断酒に取り組まねばなりません。

 

男性のアルコール依存症のまとめ

あなたはいかがでしたか?ずいぶん厳しいことを書きましたか?
実はタカも若いときに比べてアルコールの耐性の形成が出来てきたと感じています。それで、せめて身体(肝臓)への負担だけでも減らそうとオルニチンサプリを飲み始めたというのが本音です(苦笑。
タカは、一生お酒と楽しく付き合っていきたいですから・・・。

by Dr.サプリメント タカ

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