女性は飲酒でアルコール依存症になりやすい

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女性は飲酒でアルコール依存症になりやすい

女性がアルコールに依存しやすい時代

日本国内のアルコールの消費量は、この10年間でおよそ8%減り、減少傾向が続いています。一方、アルコール依存症の患者は増えています。厚生労働省の研究班が2013年に全国の4,000人余りを対象に飲酒の習慣などを調査した推計では、患者の数は109万人となって、この10年間で29万人も増加しました。

なかでも目を引くのは女性のアルコール依存症患者の増加です。10年前の8万人から14万人へと、2倍近くも急増したのです。

アルコール依存症は、飲酒のコントロールができなくなって禁断症状があらわれ、重症になると意識障害やうつ状態などを引き起こして、自殺や飲酒運転での事故、家庭内暴力などの原因の1つになるとも指摘されています。

女性は男性よりもアルコール依存症になりやすい

女性だって、パーっとお酒を飲んで何もかも忘れてしまいたい事ってありますよね。お酒でリフレッシュしてスッキリ!そして、また頑張れる・・・そんな気持ちの良いお酒が飲めるうちは良いのですが、飲酒が“依存”に変わってしまったら大変です。

「 女性は飲酒でアルコール性肝障害になりやすい」でも書いたのですが、体質的な違いから、女性はアルコール依存症になる期間が男性の約半分(9.3年)と期間の短いことが分かっています。その上、男性よりも肝臓障害になりやすいと言いますから注意が必要です。

実際に「週に1回以上の飲酒習慣があり、1日に3合以上のお酒を飲む」という女性が、20~50代の各世代で増加、特に、30代~40代の女性でその傾向が顕著だといいますから、仕事や育児でストレスを抱える女性が増えていることの現れなのかもしれません。

 

女性がアルコール依存症になりやすい理由

では、女性が男性よりもアルコール依存症になりやすいのは、どうしてでしょう?

一般に男性よりも身体が小さく、体重の軽い女性は全身の総血液量も少なく、同じ量のお酒を飲んでも血中のアルコール濃度は高くなります。それだけにアルコールの影響を強く受けることになります。

また、女性ホルモンがアルコールの分解を妨げるので、男性よりも長時間にわたってアルコールの影響を受けます。

上記のような肉体的な原因の他に、精神的な要因も加わります。女性は、失恋や離婚、夫の退職や離別、子供の自立、ペットロスなど、不安や喪失感をきっかけに飲酒にのめり込むことが多い傾向があります。

他にも男性と肩を並べて仕事をする現代においては、仕事上でのトラブルや悩み、ストレスが深酒の原因になっている場合も少なくありません。また、女性の社会進出が進んだ現代においても、家事や子育ての負担は相変わらず大きく、女性がアルコールに頼ってしまう原因になっています。

また、お酒の飲み方も、家族に隠れて家で一人で飲酒する、キッチンドリンカーが多いためにアルコール依存症を発見しにくいことも問題になっています。

女性のアルコール依存症と摂食障害の関係

女性は、アルコール依存症と摂食障害とを合併している方が非常に多いことが判明しています。摂食障害とは、“拒食症”や“過食症”のこと。20代~30代では、アルコール依存症の女性の実に70~80パーセント以上の人が摂食障害を持っているというほどです。

どちらも「飲酒や飲食のコントロールができない状態」ですから、根本的には同じでかもしれませんね。

ご家族やご自分のためにもご自愛くださいますよう、お願い申し上げます。

by Dr.サプリメント タカ

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